#詩

白秋の『片恋』によせて

白秋の『片恋』によせて 高校の中庭の芝生に並んで座った友は、 感傷的に白秋の詩を口ずさみました。 あかしやの金と赤とがちるぞえな。 かわたれの秋の光にちるぞえな。 片恋の薄着のねるのわがうれひ 「曳舟」の水のほとりをゆくころを。 やはらかな君が吐…

さんぽやさんの歌 一

さんぽやさんの歌 一 わたしが作った歌ではありませんよ。 きのしたみのるさんの歌です。 友人の知り合いです。友人が本をおくってくださったので、少しずつ載せて行こうとおもいます。 なにげない言葉で、 誰にでも書けそうでいて 本当は誰にでも容易に書け…

友達から届いた詩集

友達から届いた詩集 昨日、郵便受けに分厚い封書が。カタログかしら? あれれ、友達からだ。 開封すると 「さんぽやの便り」という詩集が出てきた。作者は以前に友達が住んでいたマンションの大家さん。玄関ホールに季節の花と、素敵な散文詩の色紙がか飾っ…