世につきぬ物は悪事か? その一

世に尽きぬものは悪事かと思えばよいのだろうか? 哀しくなるほど悪事がはびこっている。

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上記メールのURLをクリックするとこのURLとはちがったURLがマウスの→のさきに表示されます。おかしいなと思いながらクリックしてみる。あっ、いけませんよ。サギサイトに飛ばされて、預貯金情報を抜き取られるのです。

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上のURLにマウスをあてると、→の先には違うURLがあらわれます。

それでもクリックすると

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このような警告が出ます。この警告に出ているURLこそ、マウスを当てたときに→の先に小さく表示されたURLでした。

 

最近、ゆうちょ銀行を騙るニセメールが増えています。まえに来たときは、すぐにゆうちょ銀行に連絡しました。そのニセメールのURLは現在使われていません。

 

☆このニセメールのフォント、日本のワープロソフトでは見かけません。中国大陸、もしくは台湾などで使われているフォントだと聞いたことがあります。

☆ゆうちょ銀行の本社の住所がちがっています。

 

みなさん、くれぐれもご用心なさってくださいね。おかしいなとおもったらゆうちょ銀行をネットで検索して、確かめてくださいね。

 

 

 

防犯カメラの不審女が今度はドアホンに

    防犯カメラの不審女が今度はドアホンに
 ここは表通りではありません。表通りから10メートルと少し入った住宅街の行き止まりの私道です。
 この女は以前から、我が家にへばりついて離れないことがありました。この女が座り込んでいるのは我が家の車庫です。現在我が家の自転車置き場になっています。
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女の娘に防犯カメラの所在を指摘されてタバコを手に立ち上がったところです。
この女が我が家を監視して
うろつくたびに私の自転車のタイヤから空気を抜かれたり、タイヤが十八センチにわたって切り裂かれたりしました。
今まで、変な人が入ってきてお勝手口のドアに手をかけたりしましたが、自転車に悪さをされたことはありませんでした。
で、防犯カメラを付けたのです。この写真をブログで公開して以来、この女がカメラに映ることはありませんでした。

 一度、夜の十時過ぎにけたたましく警告音が鳴り響き、カメラに白い小柄な者が走る映像が映っていましたけれど。
 この五月二十三日には奥のお家が泥棒被害にあったらしく、お巡りさんが鑑識の道具箱をもって通っているのをカメラがキャッチしました。うちに被害が及ばなかったのはひとえに防犯カメラのおかげだと感謝しております。

さて、あの女、今度はうちのドアホンを鳴らして
家庭内の道徳で有名な某宗教を勧誘するのですよ。
私をストーカーはする、私のファッションはそっくりまねる、化粧や髪形はまねる……私、くせ毛なのです、その跳ね具合までそっくり真似……まるで私のパロディみたいで、いい気はしません。
 道徳的な人間が、道端で奇声を発して罵れますか? 人の家のまわりをタバコの吸い殻だらけにできますか?
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外出から帰ってきたら誰かがベルを鳴らしたらしい、再生のボタンが赤く光っていました。
再生すると、光の加減で不気味な映像が。
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向かって左端、キャスケット型の帽子がわかるように
画像のトーンを加工してあります。
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キャスケット帽と髪形と丸顔で、
あの女だとわかりました。なにしにベルなんか鳴らすのでしょう。

以前に「世界的に有名な人たちの会合がありますよ」と、
ドアホーンで話した(ネットで検索するとすぐにわかります、世界宗教会議のことですから、それを主催した宗教団体)女は、顔を肌色の長いスカーフで覆っていたので、のっぺらぼうにみえ、私は腰を抜かしそうになりました。
それがパクパクしゃべるので口のあたりがミミまで裂けた蛇女にみえ、あんまりにも不気味で画像を消しました。でも、生協のお店に行く途中でその不気味な格好の女にであっているのですね、おそろしく小柄で上げ底靴をはいていますが、本来の背丈どおりの腕だから、不釣り合いに腕が短かったので、ああ、あの女だと思ったのです。
 常識というものの埒外に住む人ですので、今度ベルを鳴らしたら110番してやろうと思います。

なぜ付け回したり、私に成りすまそうとするのでしょうかね。
世の中には人智を越えたものが多くてはかりしれません。

続 インチキサイトに飛ばされるのかも?

   続 インチキサイトに飛ばされるかも?
 
グーグルクロームを開くと、前回の怪しい画面が出なくなったとたんに
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「あなたのパソコンは感染している可能性があります。ここをクリックしてあなたのパソコンをスキャンしてください」という
 注意書きがでます。
無視した方がいいですよ。


どうせ変なサイトに飛ばされるがオチです。グーグルクロームなんて名がついていますが、それの広告サイトのようです。


インチキサイトに飛ばされるのかも?

    インチキサイトに飛ばされるかも?

グーグルクロームを開くと一日二回ぐらい

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上のような警告がでます。保護するにはここをクリックとあります。クリックするとトロイの木馬とかの警告がでで、駆除するには……とどのつまり怪しげなソフトを買わせる文言が……。

煩わしいのでこのクッキーを削除しようと、智慧を絞ってしらべましたが、見当たりません。


私のパソコンのセキュリティソフトは、定期的にファイルをスキャンしてくれて、
いつも問題なしです。

これ、昔から流行っているニセ、セキュリティソフトを買わせるためのものらしいです。もちろん、グーグルとは無関係だそうです。



妖(もののけ)の涙――小説玉璽物語三十二

 妖(もののけ)の涙――小説玉璽物語三十二

劉虞の密偵たちの慌てぶりが気になる。一体、何が起きたのだろう。秩序は城壁の石積みのようなものだ、一つが崩れると次から次へと崩れる。関西では董卓呂布に殺され、呂布が主権を握ったかというとそうではないらしい。孫堅荊州を攻めさせた袁術は戦い敗れて孫堅を失い、南陽を棄てて東南に移動したものの根城を得るにはいたらず、揚州に入った。中原を遠ざかった袁術の無念に思いをはせる。

眠れぬ夜を過ごしているに違いない。

公孫瓚界橋の戦い袁紹に大敗して幽州に引き上げた。この広い大地はだれを主として戴くのだろう。

 

休むことなく私は飛び続けた。

 「故郷だ、なつかしい薊(けい)だ」

「おお、行く手に広がる城壁が薊城か」

 私の背中にくくりつけた袋から螻蛄(けら)と鼠が這い出したにちがいない。

「しっかりと掴まっていてくださいよ、落ちたら命はありません」

「えっへん、心配なさるな。五百歳をすぎたときから面倒臭くて齢(よわい)を数えておらぬが、私はただの鼠ではないぞ」

「おっほん。三百年生きた私もただの螻蛄ではありませんぞ。なんと白頭王どの、私の兄貴分でございましたか。ふつつかな弟でござるがよろしくたのみます」

 私の心配などどこ吹く風と仙人並みの長寿を誇示し、幽州の景観に酔っている。

「なんと緑が深い幽州よ。緑の城壁のように山が続く」

「さよう。王もご存じのように山東とは太行山の東をいう言葉ですが、太行の山脈は東へと走り冀州を経て幽州へと続きます。薊城の西側まで太行山脈せまっていて、薊城では西山と呼んでいます」

「ほう。鄴(ぎょう)の北を太行山脈が走っておるが、この地にまで足を伸ばしておるのか。雄大な山だ」

「薊城の北と東は燕山山脈が形作る山のかたまりです」

「うむ、なるほど。紫気たちのぼる美しい地、王者の都にふさわしい地だ。幾筋も河が流れておる、船も通せば穀物も育つよい土地に違いない」

「さよう、豊かな土地です。趙姐さん、もう少し低く飛んでおくれ。長城がよく見えるように」

 螻蛄が叫んだ。

 

落日の影は薄れ、川面は蒼い闇の中に沈み込んでいた。

「空から見おろすとようわかる。薊は王者の都だ。龍脈が走っておる。西から東に向かって三匹の龍が駆けておる」

 白頭王が叫んだ。

「うむ。龍だ、龍が東に向かって駆けていますな。ああ、まさに千年王国の都だ」

螻蛄も負けずに叫び返す。
「ややっ、龍の背中に回廊が……。これが長城なのか」

「さよう。長城です」

「あんなに険しい山を越えて騎馬の民は襲ってくるのか」

「やつらの騎馬軍団にはたやすいことです」

「ふーむ。私は山間の茂みでは歩兵が有利だと聞いたが……こりゃ、そうでもないか」

 白頭王が唸った。

「おや……」

 螻蛄が首を振った。

「変だわ……とても都とは思えない」

私は空高く飛翔した。

「臭いますな。腐臭だ、こりゃ」

白頭王が眉をしかめた。

「大声で泣いている。死ぬのは嫌だと……、非業の死をとげた者たちが哭いている。戦が起こった」

 思わず背筋が震えた。

「しいっ。静かに。好学先生よ、妖物の気配に満ちておる。生気を吸われると寿命が縮まりますぞ」

「おお、故郷のこの荒れよう……」

好学が哀しげに呻いた。

 

幽州第一の都、薊(けい)は灯りもまばらで活気がない。私たちは城外の水神の小さな祠に忍び込んだ。荒れて快適といえないが、一尺あまりの水神像に一礼するとその後ろに身を潜めた。

「趙姐さん、起きてくだされ」

好学が耳元でささやいた。はっとして私は目を開ける。

「しいっ、静かに」

白頭王が私の顔を覗き込んで目顔で合図した。

祠の入り口がぼうっと明るい。月が昇ったのか? 数日前に新月を迎えたばかりだ、月明かりとは思えない。夏の夜があけたのか? 童子が立っていた。光は童子の体からあふれ出ていた。馬のような顔をした女がひざまずいた。

 「さ、若君、参りましょう」

「いやだ! 私は死ぬのだね」

「眠るだけですよ。英明な方が現れるまで眠るのですよ」

「本当に眠るだけか?」

「ええ。この私、命にかけて若君をお守りいたします」

 女の言葉に童子は頷いた。

「道は遠うございます。さ、私の背に」

言うがはやいか女の体はたちこめた霧につつまれた。霧が晴れると光を背に載せた一匹の龍が空へ昇っていくのが見えた。

「龍だ。初めて龍をみた」

好学が叫んだ。

「あの光る童子は何者だ」

白頭王が私の肩に飛び移って問う。

「おお、行ってしもうたか」

 水神の像が声を発した。

 一瞬、私たちはぎょっとして顔を見合わせ、それから像の前に額づいた。

「驚かせたな」

「……」

「あの童子は薊の王座の化身じゃ。劉幽州が善政をしいていたので薊の府寺に住みついていたが、劉幽州が公孫伯珪に殺されたのを嘆いて日ごとに影が薄くなっていった。伯珪のような男があの童子を手に入れてはならんので、竜女が燕山に連れていった」

 水神はそういって、私たちを不思議そうにみた。

 挨拶がまだである。まずは白頭王から挨拶をすることになった。そして螻蛄の好学、私と挨拶が続いたが、水神は私たちを友達として受け入れてくれたようだった。

 

妖(もののけ)の涙――小説玉璽物語三十一の付録

   妖(もののけ)の涙――小説玉璽物語三十一の付録
 
以下に掲載する地図はこれから出てくる内容の予備知識と
袁術荊州南陽郡から逃れて拠った揚州九江郡の地図です。

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確実なところでは
漢から北斉までの薊城があったところ。白雲観のあたり。グーグルマップより。

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易京の痕跡 河北省保定市雄県西北の紅西楼門から楊西楼門に易京の痕跡がのこっている。グーグルマップより。

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上の地図は後漢の揚州刺史部 九江郡は揚州の北部にあたる。袁術ははじめ陰陵にはいり、壽春(じゅしゅん。安徽省寿県)に拠った。なお、九江郡は戦国楚の国の領土である。
 





妖(もののけ)の涙――小説玉璽物語三十一

  妖(もののけ)の涙――小説玉璽物語三十一


塩と鉄の産地は昔から富栄えた。王莽にが滅ぼした漢王朝では塩と鉄を専売としたことがある。武帝匈奴討伐で財政難におちいった漢朝は塩と鉄と酒を専売にして財政を立て直した。塩と鉄の産地は王侯にも匹敵する富豪を生んだから、三悪人にとって公孫瓚(さん)は宝の山にみえたことだろう。 「ふーむ。劉伯安(虞の字)に媚びへつらっても利権にありつくことなど出来ぬ。そういうことか……」
「さよう、さよう」
「幽州のお国ぶりは、東夷や北狄(ほくてき)が侵入するので戦に荒れた貧しい地方とばかり思い込んでいましたぞ」
 白頭王が好学にささやく。
「さよう。烏桓族や東方の夷(えびす)が押し寄せてくるので民はたえず防衛に当たらねばならぬ。野良仕事は二の次で、実り豊かなよその州から穀物を支給するように決められております」
「それでは、かように道が塞がっては食い物もままならぬはず。さぞかし困っておるじゃろう」
「なんのなんの、白頭王よ」
「はて、困っておらぬか?」
「なぁに困ったよ」
 好学は目を輝かせて私たちを見た。
「なんだかちっとも困っていないような感じがしますわ」
「劉伯安だから出来た事ですぞ、まことに偉い男ですわい」
「好学先生は劉伯安に魅せられておる」
「白頭王も魅了されますぞ。劉幽州は仁でもって北狄を懐柔させおった。それゆえに辺境防衛の兵士を減らすことができた。民は野良仕事に励んで食っていけるようになった」
「ほう、それはまことにめでたい。劉幽州はえらいのう」
「民は野蚕を育てて絹も作りだした」
「ほう。野蚕を」
「おかげで幽州は北狄との交易で潤っておる。烏桓族がもちこむ毛皮を穀物や絹であがなう。絹は烏桓の商人によろこばれる。鉄もそうですぞ。鉄を夷狄に売るのは自らの首を絞めるようなものだが、お上も法もあって無きがもの、嘆かわしい。公孫伯珪に取りいる三悪人がしこたま財を築きおったわ」

「けしからぬ。悪い奴らは国を売るのをなんとも思わぬ」
白頭王は憤慨して髭をふるわせた。

 
 草むらからぬっと二人連れが現れた。
「うっ。臭い。なんだ、この臭い」
 風上の二人連れが放つ強烈な悪臭に白頭王が鼻を覆った。うっ、と思わず私も手で鼻を覆った。腐った肉の臭い。二人連れは血に汚れた布で顔を覆っていた。悪病を装った男たちはそのまま白昼堂々と街道をゆく
「この臭い、臭い虫でも潰しおったか」
「おそらく臭虫(くさむし)の類いでしょうな」
「血まみれの布で顔を覆っているが、あれは美しい女に化けていた……」
「ええ。劉伯安の密偵ですよ」
  密偵どもの執念に私は驚いた。この風体なら人食いも盗賊も嫌がって近寄らない。
 
よほど急がねばならぬ事態に見舞われたらしい。
 彼らは河原に降りると小さな船に乗り、川を下りはじめた。
 「姐さん、どうしますか?」
「この川は下流で易水に合流するはず、夜を待って川下へと飛びますわ」
「そうしよう。あの悪臭は耐えがたい。易水に合流すればもうしめたもの、この好学が薊城(けいじょう)へと道案内いたしますぞ」
 私たちは草むらでまどろみながら夜を待つことにした。
 
まどろみは烏の鳴き声でやぶられた。
 「殺せ、殺せ」
「なめた真似しやがって」
「殺せ、殺せ」
烏の斥候が群れを先導して南の方へ飛んでいく。
「わしらの縄張りを荒らした南陽の烏や鳶(とび)どもめが」
「殺ってまえ。道を通る挨拶もなしに縄張りを荒らしよって」

「殺せ、殺せ。みせしめだ」
袁術め、南陽でおとなしくしてりゃよいものを」

「あほう。南陽郡は荊州じゃ」
孫堅荊州刺史の武将に殺された今、危なくて南陽におられまい」
「それもそうだな。南陽の烏ども、美味ありつこうと袁術を追ってきたな」

千切れとぶ雲のように烏どもは南に渡っていく。

袁術が南へ動いた……」
 思わず私は声をあげた。
「趙姐さん、袁術がどうしたのかね」
袁術南陽を出て南へ進んでいると烏が騒いでいた」
「ほう、とうとう袁術が南へ移動したのか」
荊州牧の劉表袁紹と同盟しておる。それゆえ袁術は北へも東へも行けぬ、袁紹冀州をおさえておるからのう」
白頭王が腕組みして思慮深げにうなずく。
荊州攻めに向かった孫堅が敗れて殺されたのだ、いつまでも荊州南陽郡に居座っておられない。そのうちに掃討されるのは目に見えておる」
螻蛄の好学が頷いた。
「南のどこへ行く気だろう」
「さあ……きっと攻め落とした地に居座るつもりだな」
「ああ、収拾がつかぬ、天下あげての大乱だ」
 白頭王の目が濡れたように光った。
腕に覚えがある男どもなら、またとない好機の到来と小躍りするが、好学も白頭王も心底から乱を嘆いている。これこそまことの私の友達だ。
 のちに知ったことであるが、袁術は陳留で袁紹曹操に挟み撃ちにあい大敗した。余衆を集めると九江に奔り、揚州刺史の陳温を殺して揚州を乗っ取ってしまった。陳温は袁術がくるまえに病死していたともいわれていて、真相はわからない。袁術は楊州を部下に治めさせたが、楊州の旧勢力は袁術の支配を拒んだために、袁術は九江郡の寿春に拠った。

 続く

地名の注、および地図は明日の夕方に掲載予定です