友達から届いた詩集
友達から届いた詩集
昨日、郵便受けに分厚い封書が。カタログかしら? あれれ、友達からだ。
開封すると
「さんぽやの便り」という詩集が出てきた。作者は以前に友達が住んでいたマンションの大家さん。玄関ホールに季節の花と、素敵な散文詩の色紙がか飾ってあった。心をうたれた友達は手紙のなかにその詩を写して、あなたどう思う?なんて感想を求めたものだ。
肩肘張らないやさしい言葉、歩まれた歳月に磨かれた心の吐露としての感じ方は、平易でだれにも好かれます。そんなようなことを電話で話したように思います。
挿絵も作者の自作です。
このページに落ち葉が挟んでありました。作者が挟んだのか友達がはさんだのか……電話しているのですがお留守で通じません。旅行だといいのですが、内緒で入院していることもあるのですよ。私より少し年上で結婚歴はありません。美人なのによく気がつく人なのに、人のお世話ばかりして伴侶をみつけ損なったみたい。
葉書の大きさと比べてもいかに葉っぱが大きいかわかるでしょ。
この葉っぱがこのページに挟まれていたのです。
少しずつ秋を感じるこのごろ、人は感じやすくなります。そんなとき、やさしい言葉の群れに身を置きたくなってします。