2017-01-01から1年間の記事一覧

編んでみたわ

編んでみたわ この一年は、健康診断で肝臓の不具合と血糖値の異常がみつかり、減量をすすめられやせに痩せた一年だった。 結果、十一キロ以上減量した。すると、いままでの服がぶから、ぶからとして服の中で体が泳いでいるような具合で、あまりにもみっとも…

大根の葉の佃煮

大根の葉の佃煮 知り合いのTさんから 大根の葉の佃煮をもらいました。 Tさんは塩分を制限されているので、佃煮を作っても自分では食べられません。 貸し農園を借りていて、そこで大根を育てているのですが、立派に育ち 葉っぱもわさっと茂ったので、佃煮にし…

帽子をかぶったネコ

帽子をかぶったネコ うちのネコはごくありふれたネコ 今日も公園をお散歩していたら うちのネコそっくりな野良猫がのそりと現れた。しっぽの模様が少し違うだ けで、あとはどこからみてもうちのネコそっくり。 少しはおしゃれをさせてみよう、平凡なネコだけ…

帽子をかぶったネコ

帽子をかぶったネコ うちのネコはごくありふれたネコ 今日も公園をお散歩していたら うちのネコそっくりな野良猫がのそりと現れた。しっぽの模様が少し違うだ けで、あとはどこからみてもうちのネコそっくり。 少しはおしゃれをさせてみよう、平凡なネコだけ…

中国古代の鄴(ぎょう)城・私的メモ

中国古代の鄴城(ぎょうじょう)・私的メモ 《鄴について》 北斉地理志上(中華書局版 施和金撰)より 司州の治所は鄴県である。今の河北省臨漳県の西南 魏書地形志に 「鄴は二漢、晋では魏郡に属し、天平(534~537年)の初め蕩陰(とういん)、安陽をあわ…

妖(もののけ)の涙――小説玉璽物語二十二

妖(もののけ)の涙――小説玉璽物語二十二 野にも山にも死屍累々、老いも若きも男も女もひとしく骨を晒す。ある地方では、血染めの川が死屍にせき止められて流れなかった。あまりにもの惨状に私は号泣しそうになった。一つの王朝が滅びようとするときはいつも…

ゴーヤの佃煮

ゴーヤの佃煮 Tさんにゴーヤの佃煮戴きました。 貸し農園で作ったゴーヤ、たくさん成りすぎて、あっちこっちにお裾分けしたそうです。私もお裾分けに預かった一人です。 秋風が吹く頃、そろそろおしまいかな、ゴーヤが四つ寒そうにぶら下がっていたそうです…

日高河

村上華岳の日高河(ひだかがわ) 講談社版 日本近代絵画全集22より 土田麦僊 村上華岳 日高河より この絵は和歌山県・道成寺の「安珍・清姫」伝説を題材にしたものである。 女はいままさに、蛇と化して日高河を渡ろうとしている。 杖を頼りにひたすらに山道…

妖(もののけ)の涙――小説玉璽物語二十一

妖(もののけ)の涙――小説玉璽物語二十一 螻蛄(けら)の好学を鼠の白頭王にまかせて、私は旅に出るつもりだった。好学をしっかりとした沙門に引き合わせることができなくて残念だ。黄金のありかを知っている螻蛄(けら)である、それゆえに螻蛄は悪い人間の…

妖(もののけ)の涙――小説玉璽物語二十一

妖(もののけ)の涙――小説玉璽物語二十一 螻蛄(けら)の好学を鼠の白頭王にまかせて、私は旅に出るつもりだった。好学をしっかりとした沙門に引き合わせることができなくて残念だ。黄金のありかを知っている螻蛄(けら)である、それゆえに螻蛄は悪い人間の…

すいか饅頭

すいか饅頭 この猛暑、仏さんのお供えに困ります。次から次へとお供えして、次々甘い物を食べて血糖値が上がるといけません。 なるべく日持ちがするお供えはないかしら? もちろん、お干菓子はお供えしてあります。 生協のパンフレットを眺めていてふと目に…

防犯カメラをつけました

防犯カメラをつけました 夜の自転車置き場を室内からみた様子(ケータイでキャッチした画像です) この駐車場は表通りに面しておりません。ここに自転車を三台おいてあります。二台が電動自転車ですが、他の電動には目もくれず、私の電動自転車ばかりパンク…

広陵の花売り

広陵の花売り 鄂州から望む長江 写真はグーグルマップより。 鄂州(がくしゅう。湖北省鄂州市)に若い武将がいた。名を「なにがし」と記しておくが、姓はここらあたりの有力者と同じ姓だ。といってもなにがしは、もともと、あまりぱっとしない家の出だ。 こ…

ねこカップ

ねこカップ この間の三連休に南紀をドライブした息子が ねこかっぷなるものを買ってきた。 「ねこの模様でもついたカップかしら」 けったいな、カップを嬉しそうに買ってくるのだ。 歯のカップ。 このカップでティータイムを楽しみたいとは思わない。買った…

猫ちゃんの歯磨き

猫ちゃんの歯磨き お部屋の片づけをしたら、猫用の歯磨きペーストが出てきた。 これ、動物病院で買ったもので、確か2千円位した。 チキンフレーバー味で、歯に塗ってあげるだけでいい。もちろん猫用の小さなブラシで磨いてあげるのが一番いいけど、うちのや…

健康診断の結果

健康診断の結果 今年の二月に受けた健康診断の判定書をみてびっくり仰天した私は、急いで総合病院にでかけた。 判定書には過去三ヶ月間の血糖値が高い→病院で治療を受けてください。 肝臓の数値が高い→病院で治療を受けてください。 病院を選ぶ前に、 都市伝…

日本一長い吊り橋

日本一長い吊り橋 奈良県十津川(とつがわ)村に日本一長い吊り橋があります。橋の名は谷瀬の吊り橋、全長が297.7m、高さが54mあります。橋の下をやせた十津川が流れています。このようにおとなしげな川です。明治の頃、川の側に畑や集落があったそうです。…

妖(もののけ)の涙――小説玉璽物語二十

妖(もののけ)の涙――小説玉璽物語二十 地上に黒い影が走る。空を仰げば、飛蝗(ひこう)の大群さながら黒い塊が、唸るような羽音とともに東へと飛んで行く。ああ。黒い森の仲間たちだ。鳥(じちょう)族の戦士たちが翼の羽ばたきも勇ましく、東へと飛んで…

続健康診断

続健康診断 健康診断を受けたのは二月でした。十一月、十二月、一月と甘い物ばかり食べました。一日で白あんで作った和菓子の竿物を一本ぺろり。あんこ300グラムです。チョコレートケーキや羊羹、和菓子いろいろ食べました。 甘い物を馬鹿食いした結果、太り…

洛陽の錬金術師

洛陽の錬金術師 唐の玄宗の御代のことである。 洛陽の高五娘は器量よしだった。五娘は李仙人というものと再婚した。実は李仙人は謫仙(たくせん)だった。その頃、罪を犯して天上界から地上に流されていたのである。 李は高氏とよしみを結んでからというもの…

驢馬に生まれ変わった男

驢馬に生まれ変わった男 唐の天佑中(唐末の昭宗と哀帝の年号。904年~907年)のことである。秦州(甘粛省の一部)に劉自然という者がいた。この男、義軍の徴用をつかさどっていた。民はこの男がやってくるのを疫病のように恐れたにちがいない。 義軍とは体…

私の減量日誌

私の減量日誌 過日、健康診断の結果、肝臓の病気をしめす数値が通常の人の三倍を超え、血糖値が高く、治療を受けてくださいという診断結果が届きました。あわてて、総合病院に行きました。そこで再度、血液検査をして、減量すれば 血糖値は下がるので、減量…

藤と熊野街道

藤と熊野街道 『信達宿の藤祭り』 臨時にもうけられたテラスから見下ろした藤 下から見上げた藤棚。 「あれはすごい藤よ。一度は見てらっしゃいよ」 「奈良の春日大社の藤も見事だったけど」 「春日の藤は何本も植わっているでしょ。あそこの藤は一本の木が…

ダイエットと水分補給

ダイエットと水分補給 健康上の理由からダイエットを申し渡されました。 これまで順調にやせてきたのですがここ一週間、体重に変化無しです。一日1,440キロカロリーを摂取すること、それと出来るだけ歩くことと言われました。 基礎代謝はおよそ1200キロカロ…

池田理代子さん余聞

池田理代子さん余聞 この間、吉野行きの電車の中でまたもや『ベルサイユの薔薇』の池田理代子さんの従姉妹のことが話題に上った。 前に池田理代子さんの実家が素封家だと私、勘違いしたまま記事にしてしまい、深くお詫び申し上げます。 k市に住む池田さんの…

花の山

花の山 きのう、友人と花の山、吉野に行ってきました。 数年ぶりの吉野山・中千本です。 このうえない晴天、まさに春うらら。雲の形はその土地によって違うと中学のときに習いましたが、 吉野山の雲は真綿のようにふわりと浮かんでいました。 写真は尾根から…

妖(もののけ)の涙――小説玉璽物語 十九

妖(もののけ)の涙――小説玉璽物語十九 西門豹の祠からは赤みを帯びた濁った漳水が見下ろせた。祠の左に豹をたたえる古い碑(いしぶみ)がある。 「おお。初めてみたぞ、これが濁漳水、なるほど濁っておる。この水が冀州に恵みをもたらしたのだな」 螻蛄(け…

これ読める? 第二回

これ読める? 第二回 海開きにはまだはやいけれど まずは海がつく難読からはじめます。 一、海月 ヒント なるほど姿が似ているが、猛毒のものもある 二、海鼠 ヒント 鼠とは似ても似つかぬグロテスクな姿。でもおいしい。中華料理の高 級食材です 三、海胆 …

「たんかん」をご存じ?

「たんかん」をご存じ? たんかんです。 一見、みかんのようですが、皮がネーブルのように固く、皮はネーブルよりも厚い。ポンカンとネーブルの自然交配でできたそうです。ネーブルみたいなおへそはありません。それに、ネーブルのようにおおざっぱな味では…

白秋の『片恋』によせて

白秋の『片恋』によせて 高校の中庭の芝生に並んで座った友は、 感傷的に白秋の詩を口ずさみました。 あかしやの金と赤とがちるぞえな。 かわたれの秋の光にちるぞえな。 片恋の薄着のねるのわがうれひ 「曳舟」の水のほとりをゆくころを。 やはらかな君が吐…