ニヤンタの妄想

ニヤンタ「おーほっほ。おーほっほ。いい、鰹が手に入った」
猫守  「ニヤンタ、白鳥麗子風の笑い方、似合わないよ。それに鰹じゃなくてそれ、     お兄ちゃんの水槽のタナゴじゃない?」
ニヤンタ「さっきからニャーニヤーうるさいわね。猫とばかり遊んでいる人間がどこに     いますか?ひとりで遊びなさい」
 うん? 猫だって。そう言えばニヤンタはとてつもなく巨大化して猫守は小さく成っていた。信じられない。
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猫守  「ニヤンタ、これはどういう事。とにかく冷静になりなさい」
 冷静にならなくてはならないのは猫守の方だ。しかも、タナゴ姫はあらぬ狼藉に涙を流している。
ニヤンタ「鰹節になあれ。鰹節になあれ」
猫守  「やめなさい! タナゴは鰹節なんかになるものですか」
ニヤンタ「ニヤンゴ、ニヤンゴとうるさい猫ね。向こうへいってなさい」
 ああ、あべこべワールド。悪夢だ。はやくもとの世界に返してくれっ。
 
 目が覚めたとき、枕元で猫がじっと顔をのぞき込んでいる。にっと笑う猫。そんなとき猫の顔が巨大に見えてしまう。そして夢まで盗み見されたような気がしてしまう。
きっと、うちのニヤンタ、こんな事を考えているんじゃないかな。イメージ 2
ニヤンタからのメッセージ
掃除機は気持ちいいぞ~。
ぷにゅ、ぷにゅ、マッサージしてもらっているみたい。
こいつめ、こいつめと戦っているんだ。もうすぐボク、四歳
鰹節で出来た掃除機ってないの?誕生日プレゼントに欲しい