丁夫人の嘆き 雑記 十五

丁夫人の嘆き  雑記 十五

 
曹操がはじめて義兵を起こした地と曹操の故郷
 
 はじめて義兵を起こした土地、己吾(きご)の現在地
 
歴史地図でしらべると河南省商丘市睢(すい)県付近と見当がついたので、グーグルMapで検索しました。
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このあたりを拡大すると
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赤いマル印を注目してください。
己吾城村とあります。
なんの変哲もない村らしく、写真を投稿する人もいないらしい。写真、見つけることができませんでした。
 また、この付近を航空写真でみてみましたが、城壁らしいものも見出せません。
漢代に陳留国だったところです。
 ※己吾城村の住所は河南省商丘市寧陵県己吾城村です。検索の説明のところで誤解をあたえるような感じがしますので、ここにおことわりしておきます。
 
曹操の故郷  
安徽省亳州(はくしゅう)市曹操の故郷です。
駅前には曹操の、歩けば地響きがしそうな巨躯をもつ像があります。これは『丁夫人嘆き雑記十四』に写真がありますので、必要な方はそちらも参照なさってください。
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下図は亳州市譙城(しょうじょう)区の拡大図です。緑色の曹氏公園が曹操の邸あとらしい。右側の黄色の大通りが魏武大道で、公園の左を南北に通る道が三曹路です。
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         曹操の祖父、曹騰の墓
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     曹操の父、曹嵩の墓
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曹氏公園、中央の像は曹操らしい。
この公園の北の一角に曹操に殺された名医、華陀(かだ)の祠がある。華佗の像もこの近辺にあったし……。
ここは薬草の町らしい。付近は豊富な薬草にめぐまれているとある。華陀にふさわしい土地である。
 写真はグーグルMapより