ニヤンタの予防接種証明書

            ニヤンタの予防接種証明書
 
大きなケージに入れて予防接種につれていった。もちろん、自転車の荷台にケージをくくりつけてね。
 動物病院は猫には苦手らしい。あのドアを開けると不安そうな犬や猫がいるんだものね。今回はケージの中で大人しくしていた。
でも診療台に乗せて体重を量ろうとする、ケージのなかで尻込みして出てこない。むんずとつかんでひきずりだしてやった。
 大人しかったですよ。お尻尾丸めてお尻の下に敷いて(ニヤンタの降参のポーズかな?)うずくまっていた。
 体重5.1キロ。カルテを見ながら先生は「去年と同じだ。太らなくてよかったね~っ」
 「おおっ。○○ちゃんは予防注射にくるだけで、ちっとも病気したことないんだね。丈夫な猫だね~っ」
 そ、丈夫なことは丈夫なんだ。人間には健康保険というものがあって、三割負担で済むけど、猫は全額負担。そこで猫守んちでは「猫に怪我させるな。病気させるな」プロジェクトを立ち上げ、実行している。その賜なのだ。
 うそうそ。プロジェクトだなんて大げさな。
 危険なものをニヤンタのまわりから遠ざけ、姿が見えないとすぐに探すことにしている。ベランダや車庫、和室に閉じこめられたことがあるのでね。
 それと鮭好きだから、生協で塩がない「皮なし鮭の切り身」を買って、それを焼いてすり鉢でほぐして与えることにしている。腎臓悪くする猫が多いってきくから、煮干しは無添加天日干しを愛用しているの。あとはやはり、雑種だから丈夫なのかもしれないけれど。
 
 先生は、首の少し下の皮をくっとつまんでお注射。
「おとなしい猫ちゃんだね。あっという間にすんだわ。はい、もういいですよ」
 ニヤンタをだっこしてケージにいれると、ニヤンタはほっとした顔。これでもうおしまいって知っているのだ、ニヤンタは。
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これが予防接種証明書、でも猫には読めないし、飾っておくわけじゃなし???
可愛いカレンダーもらって帰ってきました。
一月は夢見るような、そう、まるで竹久夢二のようなワンコの写真
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あなたは何で出来ている?
ふわふわ綿菓子で出来ている
つぶらなお目々で何を見てる?
夢を見ているの
 なんて頬ずりしたくなるわ。
二月は猫の日
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おお、姫~っ。お目覚めなされたか
とろんとしたお目々がかわいい。
ニヤンタとは生まれも育ちも雲泥の差、高貴なお生まれのピンキー姫。
なあ~んて名前をつけて楽しんでいます。