パソコンが壊れた
パソコンが壊れた
六月二十七日未明、ノートパソコンのバックライトが壊れてしまった。
兆候はあった。数日前から、パソコンを立ち上げると、現れた画面が一瞬消えて、再び画面が現れるのだ。おかしいなと思ったが、素人の悲しさである、それがバックライトが切れる兆候だとは思わなかった。
突然、ビーという鋭い音がして画面が真っ暗になった。ビーはパソコンが発した断末魔の声、いやはや大げさな、警告音でした。
マニュアルを見ながらパソコンを四十分あまりいじっていたが、ああ、ついに故障だなと思った。購入してからちょうど五年、故障する時期だと言われていた。画面が真っ暗でどうしょうもないのでパソコンを強制終了した。そのとき入力していたデーターは多分、消えてしまったに違いない。
さて、修理はどこへ。
バイト中で忙しかったので、近くのパソコン専門店に持ち込んだ。でも、修理にすごく日数がかかるのだ。これは失敗だったと思う。
参議院選挙のあおりか、二十七日のお昼前に持ち込んで、五日後の今日の昼前に見積の金額が出た。二万五千二百円だって。泣きたいわ。
そこのパンフレットには
どこよりも早く、安いって書いてあるのにね。
プライス一覧をつらつら眺めていて気がついたことは、
パソコンて「金食い虫」だってことだった。
初期化で料金が発生して、自分のソフトをセットアップするのにも料金が、
プリンターをつなぐのにも、無線ランを、インターネット接続、データーのバックアップ、メール設定などなどに料金が発生する。
すごいわ。
これ。
インターネット接続なんかブロバイダがサービスでやってくれたけど、
ルーターなんか、DVDがついていて、それで自動的に出来たような気がするのに……。
あーあ、しっかりとマニュアルを読んで、メーカーに電話すれば丁寧に教えてくれるから●万円の得と主婦らしい算盤勘定をしてしまった。
しかも、ネットでは損得抜きで二人の先生にいろいろと教えてもらい、これまた得がたい知識をえました。
パソコンいじれないのが辛いので、渋る家人にお金を払ってパソコン借りました。
早く、私のパソコン修理できてきますように。