続 猫ぐったり 飼い主おろおろ 毒蜘蛛のせい?

  続 猫ぐったり 飼い主おろおろ 毒蜘蛛のせい?
 うちのニャンタ♂(去勢済み)は2006年7月生まれ(野良猫だったので推定です)
三ヶ月ぐらいのときに死にかけの状態でうちの飼い猫になりました。
ノミ、ダニ、体内の寄生虫などでやせ細り、風邪をひいてよろよろしていましたが、治療のかいあって、
昨年の十二月二十五日までは病気らしい病気もせず、
やんちゃをしては飼い主にしかられたり、飼い主をからかったりと元気いっぱいの毎日でした。
いままで三、四回脱走しましたが、完全な家猫で外を怖がります。

 

十二月二十五日をさかいに、
ぐったりしてとして餌も食べないでこたつのなかで眠り続けました。
ときどきうなされるのか
「ニャーニャー」と寝言。
「ニャンタ、どうしたの?」
 薄目をあけて声には反応します。
とにかく食べないので痩せていきました。
便秘です。
十二月三十日には立派なのを頑張ったのでほめてやりました。
でも食べなかったのでどんどん痩せていき背中の骨がとがってきました。
歩くのも大儀なのか、ニャーニャー鳴いて私をよびます。だっこして餌をおいてある台所へ。でも食べない。
元日から動物病院へ。
血液検査では貧血。唯一思い当たるのはセアカゴケグモです。ニャンタが出入りしたらしいガレージのシャッターの溝に、巣を作っていました。

とにかく点滴してもらって少し元気になりました。
晦日からガレージの掃除もしないで遊びに行っていた息子に、元日そうそう苦情をいいました。「猫を拾ってきた張本人がなんの世話もしないで」……少し、ねちこく。
すると息子は
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写真のような猫の栄養剤を買ってきました。
ペットボトルの液体は点滴と同じ成分だそうです。器に入れた液体に自分の指を浸して、猫に嘗めさせていました。
あっ、猫がぺろぺろ嘗めている。
このチューブのは猫の栄養剤です。
「猫がとびつくおいしさ」というキャッチフレーズですが、猫はとびついてくれません。
猫の口に塗りたくって無理にペースト状の栄養剤を食べさせました。すこし、ビタミン臭かったです。

それからパウチになったスープにまぐろやかつおをまぜた、猫用の餌をやりました。すると食べやすいのか、スープだけのんじゃいました。片付けないでそのままにしておいたら、夜中に食べたらしい。
この繰り返しで
徐々に体力を回復しました。

夕べは大きな声で、「ついてこい」とばかりに鳴きます。
ついていくと猫トイレで一週間ぶりにうんちです。
ああ、よかった。
よかった。
そして家族がニャンタのことを心配していたのを知っていたのだ、そう思うといじらしい。
今朝も二回にわけて鮭と、そのテレビでよく宣伝しているパウチに入ったフードをおねだりしてぺろり。満足そうです。
こたつから出て、
ソファにとびのり、
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くんくん臭いをかぎまわり
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さあ、ここで寝るよ~っ。
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毛布、かけてね~っ。

ああ、元気になってくれて
感激です。