換気扇のそうじ・服についた油ジミのしみ抜き

換気扇のそうじ
 服についた油ジミのしみ抜き

 本日、換気扇のそうじをしました。
わが家の換気扇は、もとはフードタイプでした。
ある日、換気扇が叫びはじめました。
 まるで象が鳴くような声をたてて。ぷあ~ん、ぷあ~ん。そのうち叫びはいよいよ佳境にはいったらしく、スイッチを入れると、ぷおお~んんんんん。ぷおお~んんんんん。壮大な叫び声を立てた。
 うるさくってたまったものじゃない。
 修理を頼むと、部品がきれていて、新品にするとすごっく費用がかかるらしい。そこで工事費込みでコストがその半額で収まるタイプにしました。
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これに換えてもう七、八年になります。
ところが、二年半前から羽をはずす真ん中のネジが外れなくなりました。油がネジに入り込んで固まったからだと思います。
潤滑油を吹き付けて回しても、びくともしません。瓶開けのわっかは小さすぎて、とにかく羽をとりはずせません。
だから、羽の表側を掃除するくらいでした。だから汚い。油臭い。プロの掃除屋さんにお願いしようかなと思ったのです。

生協で「業務用の油汚れおとし」の洗剤を売っていました。税別でたしか400cc六百八十円だったと思います。
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これを羽の真ん中、ネジの部分にたっぷりと吹きつけ、泡まみれにしました。三十分ほど放置したあと、わっかにぬれぞうきんをかぶせ、力任せに回すと、
ネジが少し緩みました。わっ。回る。さらに、この洗剤をわっかに吹きつけ、しばらく時間をおくと、ネジが女の力でも回せるようになり、ついに羽を取り外す事ができました。羽の裏側はもう、ホコリが油で固まって焦げ茶のフエルト状態でしたが、きれいに掃除できました。
でも、洗剤を200ccほど使ってしまいました。
 写真はクリーンになった換気扇ですよ。

踏み台にのっての作業だったので、降りるとき、転びかけて肘をついてしまいました。それが天ぷら鍋だったので、服の肘が油まみれです。
着ていた服三枚がべったりと油づけです。
急いで服を脱ぎ、食器洗い用の洗剤を油ジミにたっぷりふりかけ、使い古しの歯ブラシでこすり、すすぎ洗いしました。そのあと、洗濯機で通常の洗濯をすればおしまいです。

昔、オーダーメードの紳士服店に勤めていたとき、
職人さんたちが、「油ジミのしみ抜きは、ママレモンが一番ええのや」と、ママレモンの原液をふりかけ、歯ブラシでごしごしこすっていましたね。そして、ぬらした日本手ぬぐいで丁寧にふきとっていました。あとは紳士服のことですから、スチームをあてて、仕上げをしていましたね。

油ジミは、洗うのが早ければ早いほど綺麗に落ちるのだそうです。