藤と熊野街道




『信達宿の藤祭り』 

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臨時にもうけられたテラスから見下ろした藤

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      下から見上げた藤棚。

 「あれはすごい藤よ。一度は見てらっしゃいよ」
「奈良の春日大社の藤も見事だったけど」
「春日の藤は何本も植わっているでしょ。あそこの藤は一本の木がわっと広がってるのよ」
「へぇ」
 一本の藤の大木がすっくっと紫の衣をまとって立っている様、想像できるでしょうか? 想像がつきません。

バイト仲間のSさんとJR阪和線に乗りました。関空行き急行にのりました。途中で車両は切り離され関空行きと和歌山行きに分れます。私たちは和歌山行きの車両へ。
 和泉砂川で降りると改札脇に『藤祭り』のポスターが置いてありました。←(最初の写真)

駅員さんに道順を尋ねると「信達宿(しのだじゅく)の藤まつり案内図」をくださって、親切に道順を教えてくださいました。
ぶらぶら歩いて行くと藤まつりに行くらしい人、帰りらしい人とすれ違います。このあたりの熊野街道紀州藩の参勤交代の街道のようで、藤がある『梶本家』の近くに本陣がありました。

地図には厩戸王子跡など記載されていて、えっと驚く。これは聖徳太子ではなく、熊野権現に由来するもので、熊野街道には○○王子という碑をよく見かけます。
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入場料は無料ですが、
藤保存会への募金箱が置いてあります。百円を募金したら上のパンフレットをいただきました。
 上はパンフレットの表面。

肝心の藤は今年は寒かったので満開とはいきません。
満開になるとそりゃ見事でしょうけど。
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これが裏面。