決してのめりこんではいけない仙人食  前篇

仙人は霞を食って生きるにあらず。

仙人とて食事には大変なこだわりをもっていたらしい。

以下に仙人の名前と好んだ食べ物を書いてみた。

仙人名                    食べ物

赤松子(せきしょうし)               水晶の粉

神農(じんのう)のころの雨の神


仙人名

赤将子輿(せきしょうしよ)          食べ物

黄帝のときの人                   五穀は食べないでさまざまな草の花を食べた

風雨につれて上下することができた


仙人名                    食べ物
                         松の実
偓佺(あくせん)

※環境依存文字
あくはニンベンに屋、せんはニンベンに全

薬草採りの老人

彼から松の実の服食法を授かった当時の人は
みな、二、三百歳の長寿を得た


仙人名

涓子(けんし)                食べ物
                        朮(やまあざみ)を食用としていた。
三百歳になったとき、斉の国に姿をみせ、

天人経を著した


仙人名                    食べ物
                        ハスの実 オオバコ 鍾乳洞に生える石鍾乳
呂尚(りょしょう)

太公望である。