グーグル地図で三国志観光 鄴

グーグルの地図は写真が充実していておもしろい。
といっても、正確に町の名前を押さえておかないと、捜せない。
 
鄴(ぎょう)城・銅雀台
環境依存文字で業におおざとをつけた文字
現在地は河北省磁県三台村
 
探し方
河北省甘鄲市の南に磁県がある。磁県の西あたりを写真にマウスのポイントをあてると「三台勝境」という文字が現れた写真をクリックする。
 
曹操が築いた銅雀台の地に、銅雀台とは似ても似つかぬちゃちな楼が立っている。
そこに、曹操の像まで造ってある。
銅像なのか、それとも石像なのか写真をフルスクリーンまで拡大しても判別できない。まさか、セメント製?じゃありませんよね。
 
この曹操像はなかなかの美男で、六頭身半はある長身だ。
撮影者が今川さんとあるから日本人らしいのも微笑をさそう。
 
鄴は黄巾の乱張角が兵をあげた地でもある。
また、袁紹が拠点にした城で、彼の美しい後妻、劉氏が魏の文帝に捕らえられた城でもある。
 
 
三台村の西に、ずっと時代は下がるが東魏の孝静帝の陵がある。
写真ではにぎにぎしく飾り立てられているので、なんだかお祭りのように思える。
 
また、舞楽で名高い蘭陵王の墓がその近くの東曹庄村にある。