パノラマ写真は解州(かいしゅう)の
関帝廟(かんていびょう)。中国四
大関帝廟のひとつ(
山西省)
岡田辰雄氏撮影1993/7
上の写真は解州
関帝廟の門と外壁
関羽は死んでから各地に廟がたてられ、神として祀られた。
率直で、怒りっぽかった
関羽は、民衆にとって正義の代弁者あり、不当な悪に泣く民衆に代わって、仇討をしてくれる正義の味方であった。
後世の英雄たちは、「
曹操のようだ」といわれることを嫌った。
「未亡人をだまし、赤子(あかご)の手をひねって漢朝から帝位を奪った」からである。
「なあに、あの男は
孫策の類(たぐい)じゃよ」と評判が立つと、「ほう、そんなにすごい英雄か」と評価されるのだ。